「完璧な親」にならなくていい。お子様と共に不完全さを受け入れる勇気 kidss会員の皆様、こんにちは。 スポーツメンタルコーチの杉村康之です。 これまで3回にわたり、親御様の心のケアやお子様との関わり方の土台についてお伝えしてきました。 ステップ1の締めくくりとなる今回は、多くの真面目な親御様が自分を追い詰めてしまう「完璧主義」についてお話しします。 「親がしっかりお手本を示さなければならない」 「自分の感情をコントロールして、常に正解を教えなければならない」 もし、そんな風に毎日を戦うように過ごしていらっしゃるとしたら、少しだけ深呼吸をしてみてください。 実はお子様の心を強くするために必要なのは「完璧な姿」を見せることではありません。 ■ 親の「不完全さ」がお子様の「安心感」に変わる 私はスポーツメンタルコーチとして、多くのアスリートの親御様にお会いしてきました。 皆様、本当にお子様思いで、自分を律してでもサポートしたいという強い意志をお持ちです。 しかし、親御様が完璧であろうとすればするほど、お子様は無意識のうちに「失敗してはいけない」「完璧でない自分には価値がない」というプレッシャーを感じるようになります。 思い出してみてください。 お子様が一番ホッとした顔をするのは、親御様が立派なアドバイスを言った時でしょうか。 それとも、親御様が「お父さんも昔はこれが苦手だったんだよ」と少し自分の弱さを見せたり、一緒に失敗して笑い合ったりした時でしょうか。 親が不完全であることを認めると、家庭の中に「失敗しても大丈夫」という空気が生まれます。 この「心の安全基地」があるからこそ、お子様は本番で持てる力をのびのびと発揮できるようになるのです。 ■ kidssの挑戦で活きる「共に学ぶ姿勢」 kidssの「スポンサー獲得体験」は、お子様だけでなく、実は親御様にとっても初めての経験かもしれません。大人でも勇気がいる社会との関わりを、お子様が自ら進めていく冒険です。 その時、親御様が「完璧な監督」として指示を出そうとすると、お子様は失敗を恐れて足が止まってしまいます。 逆に「お父さんも初めての時はドキドキしたよ」と、不完全な者同士として寄り添ってみてください。 「完璧な親と、教わる子」という関係ではなく、「共に挑戦し、共に学び、喜びや悔しさを分かち合うチーム」になること。そのフラットな関係性が、お子様の自発的な一歩を後押しします。 ■ 信頼関係は「弱さ」を認めることから深まる お子様が成長していく中で、親が常に完璧でい続けることは不可能です。 いつか親の限界が見える時が必ず来ます。 その時に、お子様が「お父さんやお母さんも苦労しながら頑張ってきたんだな」と深い信頼を寄せられるかどうか。それは、今の時期にどれだけ「等身大の人間」として向き合えたかで決まります。 自分の弱さを認め、お子様の弱さも抱きしめる。 「できてもできなくても、あなたは素晴らしい。私も完璧じゃないけれど、あなたの味方だよ」 このメッセージが心に届いた時、お子様のメンタルには揺るぎない土台が出来上がります。 ■ 今日のヒント:自分の「小さな失敗」を共有する.....
